大田原神社の太子祭 20012年1月10日 撮影 ビデオ = Home =


   


大田原神社は、807(大同2)年創建と伝わる古社。
往時、那須郷には上社、中社、下社という3社の温泉神社が鎮座していたが、大田原神社は下社にあたる。 大田原資清が大田原城築城に際し、下社を城の鎮守としたものだ。 その後何度か遷座し、現在地は明治37年、愛宕社のあった地に遷ったもの。

大田原神社は建築の神様として聖徳太子を祀っている。『太子祭』は、聖徳太子が法隆寺の建立者として大工たちを管理したことに由来する祭りで明治12年から建築業者の仕事始めの儀式として続いている。
建築業関係者が境内の聖徳太子碑前に参列し、建築作業や商売繁盛を祈願する。大工10人が烏帽子と狩衣の装束で鋸や手斧を使い、直径‥cm、長さ4mの丸太を角材にする伝統技術を披露する。
この作業は、今ではほとんど見ることができない古式豊かな儀式。

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